幻の宝石フォスフォフィライトの値段相場と驚愕の高騰理由を徹底解説

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フォスフォフィライトの産地として世界的に知られているのが、南米ボリビアのポトシにあるセロ・リコ鉱山です。かつて世界最大級の銀鉱山として栄えたこの地で、20世紀半ばに極めて良質で大粒なエメラルドグリーンのフォスフォフィライトが偶然発見されました。

現在ミュージアムピースとして世界の名だたる博物館に展示されている著名な標本の多くは、このボリビア産です。しかし、ポトシの鉱脈における宝石質フォスフォフィライトの産出はすでに半世紀以上前に事実上枯渇しています。

ドイツやアメリカ、ザンビアなどでも産出記録はあるものの、その大半は顕微鏡レベルの微細結晶や白濁した破片に過ぎず、ボリビア産のような透明度と美しい青緑色を持つ結晶は採掘されていません。現在市場で売買されている良質な標本やカット石は、かつて採掘されたオールドストックがコレクター間で移動しているものにほぼ限られており、フォスフォフィライトの原石価格を押し上げる最大の要因となっています。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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