脚本家になるには?未経験や社会人がプロを掴む最短ルートと年収の現実

脚本家になるには?未経験や社会人がプロを掴む最短ルートと年収の現実の重要なポイントについて、専門知識を基に徹底解説します。

脚本家を目指す者が真っ先に照準を合わせるべきは、地上波キー局が主催する大型新人賞です。審査員を務めるのは現役のドラマプロデューサーや演出家、第一線の脚本家であり、ここでの入選は名刺代わりの実績となるだけでなく、受賞作の映像化や担当プロデューサーとの企画立ち上げへと直結します。

コンクール名称詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価フジテレビヤングシナリオ大賞応募総数:約1,500〜2,000編
賞金:大賞500万円
応募資格:満35歳以下(例年)倍率約1,500倍
若手脚本家の登竜門として業界最高峰の知名度坂元裕二、野島伸司らを輩出。大賞作は地上波ドラマ化が確約され、即戦力として連ドラ枠へ抜擢される最短距離。テレビ朝日新人シナリオ大賞応募総数:約1,000〜1,300編
賞金:大賞500万円
応募資格:年齢制限なし倍率約1,000倍
社会人・中高年の挑戦者が多数集まる実力派コンペ年齢不問のため社会人からの転身に最適。サスペンスや人間ドラマなど、緻密なプロット構成力が極めて高く評価される傾向。WOWOW新人シナリオ大賞応募総数:約400〜600編
賞金:大賞500万円
応募資格:年齢制限なし倍率約500倍
60分枠の濃密なドラマW用シナリオが対象地上波では敬遠されがちな重厚な社会派テーマや先鋭的な構成が好まれる。大人の視聴に耐えうる筆力をアピールできる。創作テレビドラマ大賞(NHK/作家協会)応募総数:約800〜1,000編
賞金:大賞100万円
主催:日本脚本家連盟/NHK倍率約800倍
受賞作はNHKにて全国放送派手なエンタメ性よりも心理描写や生活実感、現代社会の歪みを丁寧に捉えた文脈が重視される純文学的コンペ。

フジテレビヤングシナリオ大賞のように「35歳以下」という明確な年齢制限を設けている枠がある一方、テレビ朝日やWOWOW、日本シナリオ作家協会のコンクールは完全な年齢不問です。40代や50代で大賞を射止め、遅咲きのデビューを飾った作家も珍しくありません。コンクールを選ぶ際は、自身の年齢要件と各局が求めるドラマのトーン&マナーを緻密に分析した上でエントリーすることが求められます。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest