「恋愛感情がわからない」の真相とは?アセクシュアルのリアルと葛藤

「恋愛感情がわからない」の真相とは?アセクシュアルのリアルと葛藤の真相について、最新情報を基に徹底解説します。

アセクシュアルをはじめとする各セクシュアリティの違いと、学術調査や公的データに基づく実態を以下の対比表にまとめた。

項目・概念恋愛感情(ロマンティック)性的惹かれ(セクシュアル)国内推定割合・編集部の見解アセクシュアル(広義)抱く場合と抱かない場合がある抱かない約0.8〜1.6%(約100人に1人)。性的惹かれの完全な欠如を指す世界共通の概念。アロマンティック抱かない抱く場合と抱かない場合がある恋愛という枠組みに依存しない親愛や信頼関係を重視する傾向が強い。ノンセクシュアル抱く抱かない日本独自の用語。恋愛感情はあるためパートナーとのスキンシップ方針で葛藤が生じやすい。シス・ヘテロ(多数派)異性に抱く異性に抱く従来の社会制度や大衆文化の標準設計。愛と性の不可分が前提視されがち。

海外における先駆的研究として知られるカナダ・ブロック大学のアンソニー・ボーガート教授による英国の大規模調査分析(2004年)では、成人の約1.05%が「誰に対しても性的に惹かれたことがない」と回答した。日本国内の調査に目を向けても、電通総研の多様性調査や各種学術調査において、アセクシュアルを自認する層は0.8〜1.6%前後で推移している。

学校の1学年や一般的なオフィスの中に、確実に1人か2人は存在する水準である。決して「極めて特異な例外」ではない。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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