沖縄のトカゲに毒はあるのか?緑色の正体やヤモリとの見分け方を解明

沖縄のトカゲに毒はあるのか?緑色の正体やヤモリとの見分け方を解明について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

沖縄の茂みや公園で目にする「鮮やかな緑色のトカゲ」には、守るべき貴重な在来種と、生態系を脅かす特定外来生物の双方が含まれています。主に以下の3種類が代表格です。

1つ目は、在来種のオキナワキノボリトカゲです。頭部が大きく体表がゴツゴツとした恐竜のような風貌をしており、樹木の幹に縦に張り付いてじっとしている姿がよく見られます。興奮時や環境によって鮮やかな黄緑色からくすんだ褐色へと体色を変化させる能力を持ちます。かつては沖縄本島全域で普通に見られましたが、開発や外来種の影響で生息数が減少し、環境省レッドリストの準絶滅危惧(NT)に指定されています。

2つ目は、同じく在来種のアオカナヘビ(および宮古諸島のミヤコアオカナヘビ、八重山諸島のサキシマアオカナヘビ)です。細長いスマートな体型と、体長の3分の2以上を占める非常に長い尻尾が際立った特徴です。草むらや低木の上をすべるように素早く移動し、全身が美しいライトグリーンに包まれています。

注意が必要な3つ目が、北米原産の特定外来生物グリーンアノールです。沖縄本島南部や那覇市周辺、小笠原諸島などで定着が確認されています。アオカナヘビに似たスリムな体型ですが、オスは喉元に「デュラップ」と呼ばれる赤やピンク色の扇状の皮膚を持ち、求愛や威嚇の際にこれを広げます。繁殖力と捕食圧が極めて強く、オキナワキノボリトカゲの生息域を奪うだけでなく、天然記念物のオオシマゼミや希少な昆虫類を大量に捕食するため、県内全域で重点的な駆除・防除対策が進められています。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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