「ラーメン三銃士」元ネタ徹底解剖!美味しんぼ名シーンの真相と現在
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ネット上で無数のコラージュ画像を生み出し続けている「ラーメン三銃士」の元ネタは、雁屋哲氏原作・花咲アキラ氏作画による名作料理漫画『美味しんぼ』である。初登場を果たしたのは、単行本第38巻・第3話「ラーメン戦争〈3〉」(小学館ビッグコミックス)だ。
物語の発端は、東西新聞社文化部の荒川絹江の友人である橋田が、大手自動車メーカーの取締役というエリートの座を捨てて脱サラ開業したラーメン店が経営難に陥ったことだった。素人同然の知識で店を開き、客足が途絶えて追い詰められた橋田を救うため、主人公・山岡士郎は「ラーメン総合開発研究所」を率いる大物・長井所長のもとへ相談に赴く。
長井所長は、全国に200余りの支部と200万人近い会員を束ねるラーメン界の重鎮だ。その長井が「金銀麺(橋田の店)を建て直すために最高のブレインを集めた」と自信満々に呼び寄せたシーンこそが、あの歴史的コマである。
長井所長が「ラーメン三銃士を連れてきたよ。」と扉を開けると、出迎えた山岡や栗田ゆう子が「ラーメン三銃士?」と反芻する。次のコマでは、揃いの黒タンクトップに身を包んだ3人の男たちが、劇画調の陰影と鋭い眼光を放ちながら仁王立ちする圧巻の構図が描かれた。
続けて長井所長が一人ずつ名前を読み上げる。
「スープの乃士!」
「麺の出川!」
「具の麺月!」
この畳みかけるような三連撃の名セリフと、異様な威圧感を放つキャラクターデザインが読者に強烈なインパクトを残し、のちのインターネット文化における金字塔となった。