抜毛症の治療法と病院の選び方|衝動を抑える認知行動療法と克服術
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インターネット上では「抜毛症は自制心で治せる」「我慢すればそのうち収まる」といった誤った言説が見受けられます。しかし、臨床心理学の観点から見ると、「抜いてはいけない」と強く意識すること自体が脳に強い緊張を生み、結果として衝動を増幅させるという逆説的な現象(皮肉過程理論)が起こります。
抜毛症を抱える人が直面する典型的なサイクルは以下の通りです。
【ストレス・緊張・退屈】 ➔ 【毛を引っ張ることで一時的な安堵・快感を得る】 ➔ 【抜いた部位を見て強い罪悪感と自己嫌悪】 ➔ 【さらなるストレスから再び抜毛へ】
このループを断ち切るためには、「衝動を完全にゼロにする」ことを目標にしてはいけません。「衝動が湧き上がるのは脳の誤作動である」と客観的に受け止めた上で、指先の動きを物理的に逸らす訓練を積み重ねることが不可欠です。