栄・名駅で多発する美人局の罠!アプリ悪用の手口と被害防衛策

栄・名駅で多発する美人局の罠!アプリ悪用の手口と被害防衛策の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

現場で何が起きているのか。取材に応じた30代の被害男性は、恐怖で声を震わせながら当時の状況を語った。

きっかけは週末の夜、市内のホテル近くでマッチングした20代前半を名乗る女性からのメッセージだった。「家でゆっくり飲みたい」「静かな場所がいい」。そう誘導されて案内されたのは、栄駅から徒歩数分のオートロック付きワンルームマンションの一室だった。缶ビールを開けて数分後、玄関のドアが突然激しく開き、大柄な男2人が室内に雪崩れ込んできたという。

「俺の女に何手を出してんだ」「未成年と知ってて呼んだのか」。怒号とともにスマートフォンのカメラを向けられ、身分証の提示を求められた。女性はその場で泣き崩れる演技を始め、男たちは「職場や家族にバラされたくなかったら誠意を見せろ」と迫る。抵抗する隙は一切与えられない。コンビニのATMへ連れ出され、限度額いっぱいの現金を引き出させられた末、残額は電子送金で支払う誓約書まで書かされた。

従来の手口のように飲食店で高額請求する「ぼったくり」とは異なり、民泊やレンタルスペース、契約者不明の短期賃貸マンションを犯行拠点にするケースが主流となっている。周囲の目が届かない密室に誘い込み、ターゲットの社会的立場を人質にして即座に現金を奪う。これが最新の恐喝スキームだ。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest