なす摘心の正しいやり方と時期|秋まで収穫量を倍増させる極意

なす摘心の正しいやり方と時期|秋まで収穫量を倍増させる極意を正しく行うための専門的なアドバイスを解説します。

プロ農家も実践する標準的ななす摘心のやり方は、構造を段階的に分けることで誰でも迷わず再現可能です。具体的には、「初期のわき芽かき」「主枝摘心」「側枝1葉摘心」の3ステップで管理します。

まず初期段階では、主枝の一番花が咲いた直下に伸びる勢いの強い側枝2本を残し、それより下の節から出る芽をすべて手で摘み取るなすわき芽かきを徹底します。これにより、主枝1本と側枝2本の計3本を骨格とする「なす3本仕立て」が完成します。

続いて、収穫サイクルを無限に回すための最も重要なテクニックがなす側枝1葉摘心です。骨格となる3本の枝から伸びてきた小枝(側枝)に花が咲いたら、その花(将来の実)のすぐ上にある本葉を1枚だけ残し、その先にある成長点を指先やハサミでカットします。このなす摘心位置を正確に守ることで、残した1枚の葉が光合成を行って直下の果実に十分な栄養を送り届け、同時に余分な枝の伸長を瞬時に食い止めます。

果実を収穫する際は、実の根元から切るのではなく、実がついている側枝の根元(主枝との分岐点付近に控えている次の新芽のすぐ上)まで切り戻します。この「収穫を兼ねた切り戻し」を繰り返すことで、常に新しい元気なわき芽が更新され、株の老化を防ぎながら整然とした樹形を維持できます。また、主枝自体が支柱の高さ(約1.5m〜1.8m)に達した段階で行うなす主枝摘心により、上部への徒長を止め、下部〜中段の果実へ全エネルギーを集中させることが可能になります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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