アブとハチの決定的な違いとは?見分け方・毒性と刺された時の正しい対処法
アブとハチの決定的な違いとは?見分け方・毒性と刺された時の正しい対処法に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
野外で飛翔中、あるいは衣服に静止した個体を目視した際、アブ 蜂 見分け方として直ちに着目すべきチェックポイントは「羽の枚数」「複眼の形状」「腰のくびれ」の3点です。
第一の決定的な違いはアブ ハチ 羽の枚数です。ハチは前翅と後翅が連結された「4枚の羽」を持っていますが、アブは「2枚の羽」しか持ちません。静止時、ハチは羽を背中の中央で重ねるか細く折りたたむ傾向があるのに対し、アブはハエ特有の形状として羽を左右にハの字型(扇状)に広げて静止することが大半です。
第二に「目(複眼)の大きさ」です。アブの頭部は、視覚に特化した巨大な複眼が顔全体の7割以上を覆い尽くすヘルメットのような構造をしており、左右の複眼が頭頂部で接しているか極めて近接しています。一方、ハチの複眼は三日月型に切れ込んでおり、頭部に対して左右に独立して配置され、頭頂部には3つの単眼が明瞭に確認できます。
第三に「体型とくびれ」です。ハチの象徴的な特徴として、胸部と腹部の間に糸のように細い「腰のくびれ」が存在します。これは毒針を自在な角度へ刺し込むための可動域を確保する骨格構造です。対照的にアブには腰のくびれが存在せず、胸部から腹部にかけてなだらかに太い「寸胴(ずんどう)体型」をしています。また、ホバリング(空中停止飛行)の挙動においても、アブはピタリと静止して直線的に突進するのに対し、ハチは上下左右に揺れながら威嚇するように飛行する違いがあります。