猫の24歳は人間で112歳!驚異の長寿の真相と超高齢期のケア鉄則
猫の24歳は人間で112歳!驚異の長寿の真相と超高齢期のケア鉄則の総合ガイドをご紹介します。専門的な知識がチェックできます。
長寿猫の介護において、多くの飼い主を精神的に追い詰めるのが「夜間の激しい夜鳴き」です。ネット上では「寂しいから甘えている」「わがままになっている」と片付けられることがありますが、これは明確な誤解であり危険な見落としです。
超高齢猫の夜鳴きには、主に3つの医学的背景が存在します。
第1に「認知機能不全症候群(猫の認知症)」です。時間感覚の消失、昼夜逆転、空間失認(部屋の隅に入り込んでバックできなくなる等)に伴う不安から、部屋中に響き渡る太い声で鳴き続けます。第2に「高血圧症および甲状腺機能亢進症」です。慢性腎臓病に合併しやすい二次性高血圧は、頭痛や網膜剥離による失明を引き起こし、パニックから鳴き声を上げさせます。第3に「関節痛などの慢性的疼痛」です。丸くなって眠ること自体が痛みを伴うため、不快感から鳴いているケースが少なくありません。
これらを「年のせいだから仕方がない」と放置せず、かかりつけ医と相談して疼痛緩和薬(関節炎治療薬)や血圧降下剤、サプリメントの処方を受けることで、劇的に症状が落ち着き、猫と家族双方の睡眠とQOLが守られるケースは多々あります。