「夏は来ぬ」歌詞の意味は「来ない」ではない?全番の現代語訳と文法を解説
「夏は来ぬ」歌詞の意味は「来ない」ではない?全番の現代語訳と文法を解説の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。
Q1:「夏は来ぬ」の読み方は「なつはきぬ」ですか?「なつはこぬ」ですか?
A1:正式な読み方は「なつはきぬ」です。「きぬ」と読むことで完了(夏が来た)の意味になります。「こぬ」と読むと打消(夏が来ない)になってしまうため誤りです。
Q2:なぜ5番まであるのに、1番ばかりが歌われるのですか?
A2:教科書や合唱曲集の紙面の都合や、1番の歌詞(卯の花・ホトトギス)が初夏のイメージとして最も象徴的で親しみやすいためです。しかし、2番の田植えや3番の蛍など、2番以降にも日本の情緒豊かな風景が描かれており、全番通して歌う合唱団も数多く存在します。
Q3:「蚊遣火(かやりび)」とは現代でいう何のことですか?
A3:現代でいう「蚊取り線香」の原型にあたるものです。昔はヨモギの葉やスギの葉、松の枯葉などを夕方に庭先で燻(いぶ)し、その煙で蚊を追い払っていました。夏の訪れを告げる代表的な生活の風物詩です。