『探偵はBarにいる』歴代キャスト相関図と現在!4作目の真相
『探偵はBarにいる』歴代キャスト相関図と現在!4作目の真相の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
東直己のベストセラー小説『ススキノ探偵シリーズ』を原作とした本シリーズにおいて、最も特異な設定のひとつが大泉洋が演じる主人公に固有の役名が存在しないという点です。劇中や公式クレジットでは一貫して「探偵」または「俺」と表記され、原作の持つハードボイルド小説特有の一人称視点が映像表現へ見事に落とし込まれました。
大泉洋が体現する探偵は、理不尽な暴力に巻き込まれては雪原に埋められ、拷問を受け、満身創痍になりながらも依頼人への仁義を貫く泥臭い男です。この等身大の泥臭さと、北海道出身である大泉自身の醸し出すススキノの街への土着感が、作品に比類なき説得力を与えました。
その探偵の相棒として絶大な存在感を放つのが、松田龍平が演じる高田です。北大農学部の助手であり、空手の達人でありながら、常に寝ぼけ眼で愛車のボロトヨペット・コロナを運転するマイペースなキャラクター。当時の制作発表や特番インタビューにおいて、大泉洋は松田龍平との呼吸について「台本に書かれていない絶妙な間合いを龍平くんが作ってくれることで、探偵と高田の距離感が完成した」と述懐しています。
感情豊かにまくし立てる探偵と、淡々と拳を振るう高田のコントラストは、昭和の名作探偵劇へのオマージュを宿しつつ、平成・令和の映画ファンを唸らせる唯一無二のバディ像を確立しました。