【閲覧注意】ソドムの市ネタバレ解説!なぜ上映禁止に?狂気のラストと真相
【閲覧注意】ソドムの市ネタバレ解説!なぜ上映禁止に?狂気のラストと真相とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
パゾリーニ監督は、本作をダンテの『神曲』地獄篇になぞらえ、4つの明確なフェーズに分けて構成しました。館には元娼婦の熟女たちが語り部として招かれ、彼女たちが語る変態的な体験談に呼応するように、権力者たちの狂行がエスカレートしていきます。
第1の門「地獄の門(前庭)」を経て突入する「変態の環」では、少年少女に対する衣服の剥奪と全裸強制、屈辱的な性暴力が展開されます。続く第2の門「糞尿の環」は、本作がグロ・閲覧注意の筆頭に挙げられる最大の要因です。権力者たちは自らの排泄物を犠牲者に強制的に摂取させ、人間としての尊厳を完全に打ち砕いていきます。
そして第3の門「血の環」に至ると、暴力は肉体破壊へと直結。犠牲者たちの身体に針を刺す、熱した焼きごてを押し当てる、頭皮をナイフで剥ぎ取るといった凄惨な拷問が淡々と繰り広げられます。誇張されたスプラッター映画とは異なり、無機質なリアリズムで記録映像のように撮影されている点こそが、観る者に拭えない恐怖と吐き気をもたらす要因です。