小学生50M走の学年別平均値!タイムが劇的に縮まる改善の裏ワザ
小学生50M走の学年別平均値!タイムが劇的に縮まる改善の裏ワザにまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
陸上競技中継の影響で、小学校高学年になると「クラウチングスタート」を真似したがる児童が増加します。しかし、ジュニア指導の現場では「小学生に対するクラウチングの安易な導入はむしろ失速を招く」というのが定説です。
クラウチングスタートは、両手と足で体重を支え、強靭な体幹と臀部の筋肉を使って前方に爆発的な推進力を生み出す高度な技術です。筋力が未発達な小学生が真似をすると、スタートの合図で頭から突っ込んでバランスを崩したり、立ち上がる瞬間に上体が急激に起きて減速したりするリスクが跳ね上がります。学校の運動会やスポーツテストの現場においては、安定して力を前方に伝えられるスタンディングスタート(立ちスタート)を磨き上げる方が、遥かに再現性の高い好記録を生み出します。
もう一つの見落とされがちな盲点が、履いているシューズの選び方です。「子どもの足はすぐに大きくなるから」と、1サイズ大きな靴を履かせていないでしょうか。靴の内部で足がわずか5ミリ滑るだけで、地面を捉える推進エネルギーの約20〜30%が逃げてしまいます。小学生の走力を最大限に引き出すためには、以下の基準でジュニアランニングシューズを選定することが不可欠です。
かかと部分が硬くホールド感があり、つま先に約5ミリ程度の適切な「捨て寸」があるジャストサイズを選ぶこと。靴底(アウトソール)が足の指の付け根部分でしっかり曲がる柔軟性を持つものが理想的です。厚底すぎるクッション重視の靴よりも、適度な薄さとグリップ力を備えたダッシュ系モデルの方が、地面からの反発力をダイレクトに推進力へ変換できます。