福井県・杉本達治知事は何をしたのか?原発再稼働と新幹線の真相
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地方行政の現場で卓越した交渉力を発揮する杉本知事の素顔とはどのようなものなのでしょうか。その強靭なロジックと政策実行力の源泉は、長年にわたり培われたキャリアにあります。
杉本達治知事は1962年(昭和37年)7月31日生まれの63歳。名門・東京大学法学部を卒業後、1986年に旧自治省(現・総務省)に入省しました。財務省や国土交通省などの各省庁との折衝が日常茶飯事である霞が関の第一線でキャリアを積み、地方財政や防災行政のスペシャリストとして頭角を現しました。
福井県との関わりは深く、2013年から約3年間にわたり福井県副知事を務め、当時の西川一誠知事のもとで県政の実務を取り仕切りました。その後、総務省消防庁国民保護・防災部長などを歴任したのち、2019年の福井県知事選挙に出馬。多選批判のあった現職を破り初当選を果たしました。2023年の知事選でも約9割という圧倒的な得票率で再選されており、県政における統率力と組織掌握力には定評があります。