もう迷わない!Fdi歯式はなぜ2桁?乳歯と永久歯の読み方・覚え方完全版

もう迷わない!Fdi歯式はなぜ2桁?乳歯と永久歯の読み方・覚え方完全版について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をご覧ください。

Q1:FDI歯式で「36」と言われたら、口の中のどの歯ですか?
A1:十の位の「3」は下顎左側(患者自身の左下)を指し、一の位の「6」は正中線から数えて6番目の「第一大臼歯」を指します。したがって、「下顎左側第一大臼歯(左下の奥から3番目の歯/親知らずを除く)」となります。読み方は「さんじゅうろく」ではなく「さん・ろく」です。

Q2:カルテの歯式に「16 (C2)」や「47 (Pul)」のように記号が付く場合の意味は?
A2:数字の横に添えられるアルファベットは、その歯の疾患状態や処置内容を表しています。「C0〜C4」は虫歯(う蝕)の進行段階(C1=エナメル質う蝕、C2=象牙質う蝕など)を示し、「Pul」は歯髄炎(Pulpitis)、「Per」は根尖性歯周炎(Periodontitis)を指します。つまり「16 (C2)」は「上顎右側第一大臼歯に象牙質まで達した虫歯がある」という意味になります。

Q3:乳歯と永久歯が混ざり合っている混合歯列期の子どもの場合、カルテの歯式記載はどうなりますか?
A3:FDI歯式は乳歯(50〜80番台)と永久歯(10〜40番台)で完全に十の位が独立して定義されているため、同じカルテ上に混在して記載しても全く重複や混乱が生じません。例えば、乳歯が抜けて永久歯の前歯が生えている子どもであれば、「16(生えたての6歳臼歯)、55(乳臼歯)、11(生え変わった永久歯前歯)」のように並列してカルテに正確に記載できます。これがパーマー方式(数字とアルファベットが混ざる)にはないFDI方式の極めて強力なメリットです。

Q4:歯科衛生士国家試験では、FDI歯式に関してどのような問題が出ますか?
A4:歯の解剖学的特徴(根管数、咬頭の数、結節の有無)や萌出時期、歯周疾患の好発部位などを問う問題において、問題文中の歯の指定が「FDI歯式(2桁数字)」で提示される形式が一般的です。「34の解剖学的特徴として正しいのはどれか」「65の脱落時期に近い永久歯はどれか」といった形で出題されるため、数字を見た瞬間に部位と乳歯・永久歯の別を正しく脳内変換できるスピードが合否の分かれ目となります。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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