なぜ体は歪むのか?イラストの体の描き方と初心者が挫折しない黄金比率

なぜ体は歪むのか?イラストの体の描き方と初心者が挫折しない黄金比率に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

人体の違和感を根本から根絶するために、スタジオジブリ出身の演出家や第一線のキャラクターデザイナーが口を揃えて強調するのがアタリ(下書きの前段階)の精度です。「アタリを取るのが苦手」と感じる人は、最初から複雑な筋肉や輪郭を描こうとして情報量に溺れています。まずは極限まで記号化した「棒人間」からスタートし、段階的に肉付けする手順を踏むのが鉄則です。

具体的には、以下の4ステップで進行します。

ステップ1:重心と背骨(アクションライン)の決定
最初に頭部を「卵型」で配置し、そこから足元へ抜ける1本の「背骨のカーブ(S字またはC字)」を引きます。この1本線がポーズ全体の躍動感と重心の着地点を決定づけます。

ステップ2:肋骨と骨盤の「2大ブロック」を箱で捉える
人体の中で最も体積が大きく、かつ変形しない骨格が「胸郭(肋骨)」と「骨盤」です。これを単純な直方体(または卵型)に見立てて配置します。体をひねるポーズの場合、この2つのブロックが互いに反対方向へねじれ、傾き合うことで、画面に強烈な立体感と奥行きが宿ります。

ステップ3:関節のジョイントと手足を円柱で接続
肩・肘・手首・股関節・膝・足首に丸(○)を打ち、骨を線で繋ぎます。この段階で腕や脚の長さをチェックし、左右の長さが狂っていないかを確認します。

ステップ4:円柱とテーパーによる肉付け
骨格の線に対して、手足を「円柱」として肉付けしていきます。関節に向かって少しすぼまるテーパー(傾斜)を意識し、円柱の断面にある「輪切り線」を薄く描くことで、手前や奥に向かう立体的な方向性を確定させます。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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