糖尿病でも食べられる市販お菓子!血糖値急上昇を防ぐ間食の選び方

糖尿病でも食べられる市販お菓子!血糖値急上昇を防ぐ間食の選び方の注目されている理由をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

市販の低糖質おやつを利用するにあたり、正しく理解しておくべき2大トラップが存在します。それが「人工甘味料の作用機序」と「脂質過多によるインスリン抵抗性」です。

1. 人工甘味料と糖アルコール:血糖値を上げるもの・上げないもの

「甘いのに血糖値が上がらない」最大の理由は、エリスリトールやスクラロース、アセスルファムカリウムといった甘味料の採用にあります。ここで混同してはならないのが、甘味料ごとの代謝経路です。

天然由来の糖アルコールである「エリスリトール」は、体内に吸収されても90%以上が代謝されずに尿中へ排出されるため、実質的に血糖値やインスリン分泌に影響を与えません。シャトレーゼなどで「有効糖質」として計算から除外されているのはこのためです。一方で、マルチトールやソルビトールは砂糖の約半分程度の血糖上昇作用を持っています。成分表示の「糖質」の数字だけでなく、どの甘味料が使われているかを点検する視点が不可欠です。

2. 赤羽もりクリニックが警鐘を鳴らす「脂質」の罠

赤羽もりクリニックの臨床報告でも指摘されている通り、血糖値の急上昇を避けるあまり、脂質が過多になった食品を選び続けることには重大な危険が伴います。糖質を抑えた加工食品は、味の厚みやコクを補うために植物油脂やバターを過剰に使用する傾向があります。

脂質を過剰に摂取すると、体脂肪の蓄積を招くだけでなく、遊離脂肪酸が筋肉や肝臓に蓄積して「インスリン抵抗性」を悪化させます。その結果、インスリンの効き目が低下し、翌日以降の基礎血糖値が底上げされてしまうのです。「糖質さえ低ければ脂質やカロリーはいくら摂っても問題ない」というネット上の極論は、糖尿病治療においては明白な誤りです。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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