口の横が切れる原因と治し方|繰り返す口角炎を早く治す決定版
口の横が切れる原因と治し方|繰り返す口角炎を早く治す決定版にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。
「保湿を徹底しているのに、なぜか口の横が切れる症状が治らない」という場合、患部で起きている炎症の根本原因とアプローチが完全にずれている危険性があります。臨床現場で指摘される主な発症要因は、大きく分けて以下の4つに集約されます。
第1に、ビタミンB2・B6などの水溶性ビタミン不足です。ビタミンB2(リボフラビン)は皮膚や粘膜の再生・エネルギー代謝を司る必須栄養素であり、不足すると真っ先に口内炎や口角のただれとしてSOSシグナルを発信します。ジャンクフード中心の食生活や過度な糖質摂取、アルコールの過剰分解によって体内から急速に枯渇することが解明されています。
第2に、胃荒れや慢性的なストレスによる免疫力の低下です。東洋医学でも「唇は脾(消化器系)の華」と呼ばれるように、暴飲暴食や過労で胃腸の消化吸収機能が衰えると、粘膜のターンオーバーが停止します。さらに自律神経の乱れから唾液分泌量が低下すると、口腔内の自浄作用が低下し、口角の組織が脆弱化します。
第3に警戒すべきが、カンジダ性口角炎をはじめとする微生物の感染です。カンジダ菌は健康な人の口腔内や皮膚にも存在するカビ(真菌)の一種ですが、疲労や加齢、ステロイド薬の長期使用などで免疫バリアが崩れると爆発的に増殖します。細菌による化膿と異なり、患部が白っぽくふやけたり、赤くただれたりして激しい痛みを伴うのが特徴です。この状態に対して通常のリップクリームを塗りたくると、油分と湿気によってカビの増殖を後押しする最悪の環境を作り出してしまいます。