炭酸水素ナトリウム熱分解の化学反応式完全攻略!係数ミスを防ぐ解法
炭酸水素ナトリウム熱分解の化学反応式完全攻略!係数ミスを防ぐ解法の重要ポイントを解説します。最新トレンドが詰まっています。
加熱実験によって生じる「気体」「液体」「固体」の3つの物質は、それぞれ異なる試薬や試験法を用いて特定します。ここは記述問題の宝庫です。
① 発生した気体の確認(二酸化炭素)
発生した気体を石灰水に通すと、石灰水が白く濁る理由は、二酸化炭素と水酸化カルシウムが反応して水に溶けにくい「炭酸カルシウム」の微粒子(白色沈殿)が生じるためです。この性質を利用して二酸化炭素の発生を証明します。
② 発生した液体の確認(水)
試験管の内側に付着した無色透明の液体に、青色の塩化コバルト紙を近づけます。水分に反応して塩化コバルト紙が赤色(または桃色・薄紅色)に変化すれば、生じた液体が水(H₂O)であると確定できます。
③ 試験管に残った白色固体の確認(炭酸ナトリウム)
加熱後に試験管の底に残った白い粉末は「炭酸ナトリウム(Na₂CO₃)」です。加熱前の炭酸水素ナトリウムとは全く別の物質に変化しており、水への溶解性やアルカリ性の強さによって識別します。