119番はどこにつながる?スマホ転送の真相と指令センターの仕組み
119番はどこにつながる?スマホ転送の真相と指令センターの仕組みの重要なポイントについて、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
Q1:スマートフォンで119番をかけたとき、GPS機能をオフにしていても現在地は消防本部に伝わりますか?
A1:はい、伝わります。日本の通信キャリアと端末には「緊急通報位置通知」の標準仕様が組み込まれており、普段端末の設定で位置情報(GPS)をオフにしていても、119番や110番を発信した瞬間だけ自動的にGPS機能が強制起動し、位置データが消防指令センターへ送信されます。通話が終了すると元のオフ設定に自動復帰します。
Q2:山登りやキャンプ中、携帯電話の電波が圏外の場所から119番通報することはできますか?
A2:一般的な通信会社の電波が完全に届かない圏外エリアからは、通常の音声通話による119番通報はできません。ただし、近年発売された最新スマートフォンに搭載されている「衛星経由の緊急SOS機能」を利用すれば、頭上に遮蔽物がない環境において人工衛星経由で緊急テキストメッセージを送信し、警察や消防へ救助要請を行うことが可能です。
Q3:外国人が119番をかけてきた場合、日本語以外の言語でも対応してもらえますか?
A3:対応可能です。全国のほぼすべての消防本部指令センターでは、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語など主要言語に対応した「多言語三者通訳サービス」が導入されています。外国語での通報を感知した指令員が即座に民間通訳センターの通訳オペレーターを回線に割り込ませ、三者通話でスムーズな聞き取りを行います。