抗ヒスタミン薬の副作用は眠気だけじゃない?専門医が明かす意外な危険サイン
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よく知られている代表的な症状は、強い眠気や喉・口の乾き、倦怠感である。しかし、副作用の現れ方はそれだけにとどまらない。便秘や尿が出にくくなる排尿障害、目のかすみ、頭痛、さらには動悸やめまいといった循環器系の変調を訴える患者も存在する。
これらの症状は、ヒスタミン受容体だけでなく、体内の副交感神経にかかわるアセチルコリン受容体にも薬が作用してしまうことで起こる。特に高齢者の場合、口の乾きから誤嚥性肺炎を誘発したり、尿閉から腎機能低下を招く恐れもあるため、「少しの乾きだから」と軽く考えるのは非常に危険だ。いつもと違う身体の変調を感じたら、速やかに服用を中断し主治医へ相談すべきである。