世界が熱狂する和菓子の深層美|五感の芸術と職人技が紡ぐ伝統の真価

世界が熱狂する和菓子の深層美|五感の芸術と職人技が紡ぐ伝統の真価の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

Q1:デパ地下で購入できる上生菓子でも本格的な職人技を味わえますか?
A1:十分に味わえます。主要百貨店に入居する老舗舗(とらや、末富、鶴屋吉信など)の上生菓子は、熟練の職人が毎朝手作業で仕上げて各店舗へ配送しているものが大半です。月前半と後半で意匠がガラリと変わるため、立ち寄るたびに季節の最先端を舌で確認することができます。

Q2:和菓子と洋菓子を組み合わせた「ハイブリッド和菓子」は伝統を壊していませんか?
A2:歴史的に見ても破壊ではなく「正当な進化」です。そもそもカステラや金平糖も南蛮貿易による外来文化を日本人が独自の和菓子へと昇華させた歴史があります。現代のフルーツ大福やラム酒漬け小豆の羊羹なども、伝統の製餡技術という強固な幹があるからこそ成立する創造的な継承です。

Q3:練り切りと「こなし」は何が違うのですか?
A3:主に地域性と生地のつなぎが異なります。練り切りは主に関東で発展し、白餡に「求肥」を混ぜて火取りして作られるため、もっちりとした柔らかな食感が特徴です。一方、京都を中心に発展した「こなし」は、白餡に小麦粉を混ぜて「蒸しあげて」から揉みこなすため、弾力があり、蒸籠(せいろ)特有のしっとりとした歯ごたえが生まれます。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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