生命9割消滅の真相!地球大絶滅の歴史と第6の危機を徹底解明

生命9割消滅の真相!地球大絶滅の歴史と第6の危機を徹底解明の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。

ビッグファイブの中でも史上最悪の壊滅規模を記録したのが、古生代ペルム紀末(約2億5,200万年前)に起きた大絶滅です。「グレート・ダイイング(大いなる死)」と称されるこの事象では、海生生物の約96%、陸生脊椎動物の約70%が完全に息絶えました。

長年の地質調査と岩石分析の結果、この破滅の引き金となったのは、現在のロシア・シベリア地域に広がる「シベリア・トラップ」と呼ばれる大規模火山地帯を形成したスーパープルーム(超巨大マントル上昇流)による超大規模マグマ活動であることが立証されています。

当時の噴火活動によって放出された溶岩の総量は数百万立方キロメートルに達し、マグマが地下の石炭層や石油貯留層を貫通・加熱したことで、膨大な量の二酸化炭素とメタンガスが大気中へ噴出しました。これにより激甚な温室効果が引き起こされ、地球の平均気温は短期間で約8〜10℃上昇したと試算されています。

気温上昇に伴い海水温が急上昇した結果、海洋内部の循環が停止。海洋深層から浅海に至るまで酸素が行き渡らない「超無酸素事変」が発生しました。さらに硫酸塩還元細菌が異常繁殖して猛毒の硫化水素ガスを海中および大気中に放出したことで、陸上・海洋の双方で生命が生存不可能な極限環境が形成されたのです。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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