根切りとは?基礎工事の要となる掘削作業の違いや工法・費用を徹底解説

根切りとは?基礎工事の要となる掘削作業の違いや工法・費用を徹底解説について知っておくべき ポイントを分かりやすく解説いたします。

建設資材や重機燃料費、残土処分場受入基準の厳格化に伴い、根切り工事の単価構造は近年大きく変化しています。見積書を確認する際、単純な「掘削作業費」だけでなく、「残土処分費」と「運搬費」が総額の半分以上を占めるケースが珍しくありません。

2026年現在の一般的な市街地住宅および小規模RC造における根切り・基礎掘削の概算費用相場は以下の通りです。

  • 根切り(機械掘削・小規模):1立方メートル(m³)あたり 約1,800円〜3,200円
  • 山留め工事(親杭横矢板・一式):壁面積1平方メートル(m²)あたり 約12,000円〜22,000円
  • 残土運搬・処分費(一般残土・第1〜3種):1立方メートル(m³)あたり 約6,500円〜11,000円
  • 埋戻し工事(場内土利用・転圧共):1立方メートル(m³)あたり 約1,500円〜2,500円
  • 重機回送費(往復):1回あたり 40,000円〜80,000円(搬入路の広さ・車種による)

例えば、延床面積30坪(約100m²)の一般的な木造住宅(布基礎またはベタ基礎)で、根切り土量が40m³発生した場合、掘削工費だけで約10万円前後ですが、残土処分費と運搬費、重機回送費を合算すると総額40万円〜65万円前後に達します。さらに狭小地で手掘り作業が発生したり、地下水位が高く水替え(水中ポンプ排水)が必要な場合は追加費用が発生します。

現場の職人や施工管理者へのヒアリングでも、「見積書で『根切り一式』と大雑把に記載されている業者は要注意。土砂の発生量(地山数量とほぐし数量の換算)と残土処分単価が明記されているか確認することが、追加請求トラブルを防ぐ決定打になる」という声が多数を占めています。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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