オックスフォード大の偏差値は東大超え?入試実態と世界基準の難易度
オックスフォード大の偏差値は東大超え?入試実態と世界基準の難易度について押さえておきたい ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。
日本国内の一般高校に通う受験生にとって、オックスフォード大学への学部直接進学は極めて険しい道のりとなります。その主たる原因は、日本とイギリスの教育システムの乖離にあります。
イギリスでは大学入学前の2年間、高校生は専門分野に絞った「Aレベル」の学習を行い、大学1年次から専門課程へと直行します。一方、日本の高校教育は幅広い教養を学ぶカリキュラムとなっており、日本の「高校卒業資格」だけでは、原則としてオックスフォード大学の出願要件を満たしません。直接出願を目指す場合、国際バカロレア(IB)ディプロマで38〜40点以上(Higher Levelで6〜7点必須)を取得するか、Aレベルで「AAA」以上の成績を収めることが必須条件となります。
さらに立ちはだかるのが、極めて厳しい英語力基準(IELTS)です。オックスフォード大学では専攻に応じて以下の2つの基準が設けられています。
- Standard level:IELTS Academic 総合7.0以上(各コンポーネント6.5以上)
- Higher level(人文・社会科学系の大半):IELTS Academic 総合7.5以上(各コンポーネント7.0以上)
IELTS 7.5というスコアは、英検1級合格を優に超え、ネイティブスピーカーと学術的なディスカッションを一切の破綻なく行えるレベルです。出願日程も厳格であり、英国の大学共通出願システム「UCAS」を通じて、前年の10月15日までに出願を完了しなければなりません。
公式発表資料や現地留学生のデータによると、学部段階における日本人の直接合格率は例年わずか数%前後にとどまります。国内の一般的な一条校から現役で直接学部合格を果たすケースは、全国でも年に数人レベルという「極めて稀な快挙」であるのが現実です。