セダムの増やし方決定版!失敗ゼロでモリモリ育つ挿し木・葉挿し極意

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ネット上で流布している「栄養豊富な培養土に挿せば早く育つ」という言説は、植物生理学の観点から見れば完全な誤解です。

発根前の挿し穂や葉には、根が存在しないため土中の肥料成分を吸収する能力がありません。それどころか、用土に含まれる有機物や未完熟堆肥は雑菌の温床となり、切り口を腐らせる主因となります。また、土壌中の塩分濃度(肥料濃度)が高いと、浸透圧の関係で植物体内の水分が外に奪われて干からびてしまいます。

発根管理に使用すべき「挿し芽の土」の黄金比率は以下の通りです。

  • 小粒赤玉土(または微粒):70% + 小粒鹿沼土:30%(無菌・無肥料・排水性重視)
  • または市販の「種まき・さし芽専用培養土」(加熱殺菌済み無肥料タイプ)

発根のスイッチを入れるのは「肥料」ではなく、適度な湿度勾配と空気(酸素)です。土の表面付近に適度な湿度を感じることで、植物は自発的に水分を求めて根を伸ばします。完全に湿りっぱなしの土よりも、「しっかり乾いてから軽めの霧吹きで表面を湿らせる」乾湿のメリハリこそが、強靭な根毛を爆発的に発生させる決定打となります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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