外科と形成外科の違いとは?受診で迷わない診療科の選び方と境界線

外科と形成外科の違いとは?受診で迷わない診療科の選び方と境界線の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

医療機関における「一般外科」と「形成外科」の最大の違いは、治療の対象部位と医療のゴール設定にあります。

一般外科が主に扱うのは、消化器系(胃、大腸、肝臓、胆のうなど)や乳腺、甲状腺といった体内深部の臓器です。がんの切除や急性虫垂炎(盲腸)、胆石症、ヘルニアなど、生命の維持や病気の根治を最優先とする疾患群が一般外科の対象疾患となります。病変を確実に取り除き、身体の内部機能を回復させることが第一の使命です。

これに対し、形成外科が担当するのは「頭から足の先までの体表面を中心とした異常や変形」です。生まれつきの形態異常、ケガや事故による外傷、皮膚腫瘍、がん切除後の組織欠損などを治療対象とします。形態(見た目)を可能な限り正常かつ美しく整えると同時に、機能(まぶたの開きやすさ、指の動かしやすさなど)を回復させ、患者の生活の質(QOL)を高めることが形成外科の診療内容における中核となっています。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest