ロシアの面積は日本の約45倍!世界一の国土と居住限界の真相に迫る
ロシアの面積は日本の約45倍!世界一の国土と居住限界の真相に迫るの要点や背景をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
ロシアの国土の広さは、そこに暮らす人々の時間感覚やインフラ規模にも直結しています。東西に約9,000キロメートル、南北に約4,000キロメートルに及ぶ国土の広大さを物語る象徴が国内に存在する「11の標準時(タイムゾーン)」です。
ロシア最西端の飛び地カリーニングラード(UTC+2)から、極東のカムチャツカ半島やチュクチ自治管区(UTC+12)までの国内時差は最大10時間に達します。首都モスクワで朝のニュースが始まる午前7時、極東のカムチャツカではすでに夕方の17時を迎えており、ひとつの国の中で朝食と夕食が同時に進行しています。
東西を結ぶ大動脈である「シベリア鉄道」を利用すると、そのスケールは移動時間として身体に刻まれます。モスクワのヤロスラフスキー駅から極東のウラジオストク駅までの総延長は9,289キロメートル。特急列車「ロシア号」に乗車した場合、乗り換えなしでノンストップ走行を続けても所要時間は約6泊7日(およそ146時間)を要します。車窓の風景が何日走っても針葉樹林(タイガ)と白樺の林から変わらないという体験は、まさに日本の45倍という空間スケールそのものです。