人の誕生に隠された奇跡とは?受精から出産、人類の起源まで徹底解明
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お腹の中で赤ちゃんが健やかに育つためには、母体からのサポートと外界の衝撃から身を守る強固なセキュリティシステムが欠かせません。その中核を担うのが胎盤・へその緒(臍帯)・羊水の3要素です。
妊娠16週(妊娠5か月)頃に完成する胎盤は、母体と胎児の血液を直接混ぜ合わせることなく、酸素や栄養分を渡し、不要な二酸化炭素や老廃物を回収する高機能フィルターの役割を果たします。この胎盤と赤ちゃんを直結しているのが「へその緒」です。内部には2本の臍帯動脈と1本の臍帯静脈が走り、生命線を支えています。
子宮内を満たす「羊水」は、胎児にとって理想的な揺りかごです。外からの物理的衝撃を吸収するクッションの役割だけでなく、一定の体温を保ち、無菌状態を維持する抗菌作用も備えています。さらに胎児は羊水を飲んで肺へ吸い込み、再び吐き出す動作を繰り返すことで、誕生後の呼吸に向けた肺のトレーニングを行っています。