鬼目ナットの使い方完全ガイド|下穴サイズと木割れ防止の極意
鬼目ナットの使い方完全ガイド|下穴サイズと木割れ防止の極意の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。
Q1:下穴を開ける際、インパクトドライバーを使っても問題ありませんか?
A1:下穴の掘削にはドリルドライバーを使用し、インパクトの打撃機能は必ずオフにしてください。インパクトの打撃振動が加わると下穴の円周がブレて楕円形に変形し、鬼目ナットの食い付き強度が大幅に低下します。垂直を保てる低速回転のドリルドライバー、または垂直ドリルスタンドの使用を強く推奨します。
Q2:ねじ込む途中で六角レンチの穴が舐めて削れてしまいました。どうすればいいですか?
A2:無理に回そうとせず、ネジ外し専用のレスキュー工具(ネジザウルス等のエキストラクター)を使用するか、ワンサイズ太いインチ規格の六角レンチをプラスチックハンマーで穴に叩き込んで噛み合わせ、慎重に逆回転させて抜き取ってください。亜鉛ダイカスト製のナットは無理なトルクをかけると六角穴が破断しやすいため、適切な下穴径の選定と潤滑用ワックスの塗布が予防策になります。
Q3:木工用ボンドを外ネジに塗ってからねじ込むのは有効ですか?
A3:有効ですが、ボンドの種類に注意が必要です。一般的な酢酸ビニル樹脂系(白ボンド)は金属と木材の接着力が弱いため、外ネジの空回り防止には限定的な効果しかありません。緩み止めを確実なものにしたい場合は、金属と木材の双方に強力な接着力を発揮する2液混合型エポキシ樹脂系接着剤、または高強度の変成シリコン系接着剤を少量外ネジに塗布してねじ込むのが現場の定石です。