ホジキンと非ホジキンリンパ腫の違いとは?症状・治療法・生存率を比較

ホジキンと非ホジキンリンパ腫の違いとは?症状・治療法・生存率を比較とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

悪性リンパ腫は全身病であるため、治療の基本は外科手術ではなく抗がん剤(化学療法)を中心とした全身治療です。近年の新規薬剤の登場により、治る確率(治癒率)は飛躍的に向上しています。

ホジキンリンパ腫の標準治療では、多剤併用化学療法(ABVD療法:ドキソルビシン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、ダカルバジン)や、抗体薬物複合体であるブレンツキシマブ ベドチン(商品名:アドセトリス)を組み込んだA+AVD療法が広く行われています。進行期であっても5年全生存率は80〜90%以上と、全がんの中でも極めて良好な予後が期待できます。

非ホジキンリンパ腫においては、病型に応じた個別化医療が標準です。びまん性大細胞型B細胞リンパ腫では、抗CD20抗体リツキシマブを用いたR-CHOP療法や、抗CD79b抗体薬物複合体を加えたPolatuzumab Vedotin併用療法(Pola-R-CHP療法)が主流となり、初発患者の約60〜70%以上が治癒に到達します。

さらに再発・難治性となった場合でも、患者自身のT細胞を遺伝子改変して攻撃力を高めるCAR-T細胞療法(キムリア、イエスカルタ、ブレヤンジなど)や、腫瘍細胞とT細胞を同時に捉えて免疫攻撃を誘導する二重特異性抗体(バイスペシフィック抗体)といった次世代の最新治療が保険適用されており、長期寛解を得られるケースが着実に増えています。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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