どげんかせんといかん」なぜ流行語に?東国原英夫が起こした社会現象の真相

どげんかせんといかん」なぜ流行語に?東国原英夫が起こした社会現象の真相について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。

この言葉がこれほどまでに社会現象化した最大の理由は、単なる方言の物珍しさではなく、圧倒的な「当事者意識」の表明だったからだ。地方政治といえば、堅苦しい挨拶や官僚的な言葉遣いが常識だった時代。そこに登場した裸一貫の知事は、テレビ画面を通じて全国の視聴者に「自分たちの町も、どうにかしなければ」という共感を広げた。

その影響力は地方にとどまらず、永田町の中心地まで揺さぶった。当時、国政を担っていた自由民主党をはじめとする与野党の幹部たちも、知事の圧倒的な発信力と国民的人気を無視できなくなった。永田町での陳情外交においても、従来の平身低頭なスタイルとは一線を画し、宮崎のセールスマンとして堂々と主張を展開。政治家が国民とどのような言葉でコミュニケーションを取るべきかという命題に、大きな一石を投じたのである。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest