自閉症の赤ちゃんに特有の顔つきはある?噂の真相と乳児期の真の兆候
自閉症の赤ちゃんに特有の顔つきはある?噂の真相と乳児期の真の兆候について知っておくべき 事実を分かりやすく解説いたします。
育児掲示板やSNSでは、日夜我が子の成長を巡る悲痛な告白が投稿されています。特に生後数カ月から1歳前後の時期は、周囲の同月齢児と比べる機会が増え、観察眼が過敏になりやすい環境が揃っています。
「母乳を飲んでいるときに一度も目が合わない」「あやしてもケラケラ笑わず、天井の換気扇ばかり見ている」といった投稿に対し、知恵袋などでは無責任に『それは自閉症の典型的な顔つきですね』と決めつける不正確な回答がぶら下がり、親御さんを精神的な孤立へと追い込む悪循環が確認されています。
実際に児童精神科や小児発達外来の現場を取材すると、医師のもとを訪れる保護者の約7割が「ネットの情報を調べすぎてノイローゼ寸前になっていた」と吐露します。育児中の母親の手記や告白には次のような共通項が見受けられます。
『生後6カ月の頃、呼んでも全く振り向かず、顔つきも冷たく見えて、毎日泣きながら検索していました。でも1歳を過ぎて急に目が合うようになり、単にマイペースな性格だったことがわかりました。あの数カ月間、我が子の可愛い盛りの表情をレンズ越し・画面越しでしか見られなかったことを今でも後悔しています』(1歳児の保護者・手記より)
このように、親の過度な不安がフィルターとなり、赤ちゃんの自然なニュートラルフェイス(真顔)を「自閉症の顔つき」として認知してしまう観察者バイアスの存在が、実態検証から強く浮かび上がってきます。