なぜトマト缶で劇的に旨い?プロが教える極上無水カレーの黄金比と隠し味
なぜトマト缶で劇的に旨い?プロが教える極上無水カレーの黄金比と隠し味について詳しく解説いたします。最新の情報をお届けします。
「水分を足さないと絶対に焦げるはず」という先入観を抱く人は少なくない。しかし、秘密は野菜が抱える膨大な水分量と、旨味の凝縮体であるトマト缶の活用にある。
失敗なく極上の味わいを叩き出す黄金比は極めてシンプルだ。基本となる配合は以下の通りである。
・トマト缶(ホールまたはカット):1缶(約400g)
・玉ねぎ:大3個(約600〜700g)
・鶏もも肉または豚肩ロース肉:400〜500g
・カレールー(ハウス食品の「ジャワカレー」や「バーモントカレー」など):4〜5皿分(半箱分)
・ニンニク・生姜:各1かけ(すりおろし)
調理の要となるのは、鍋底へ食材を投入する順番だ。まず鍋の最下層にスライスした玉ねぎを隙間なく敷き詰める。その上に肉、ニンニク、生姜を重ね、最後にトマト缶を回しかける。火にかけるまでは一切水を追加しない。蓋をして弱火で30〜40分ほどじっくり加熱すると、玉ねぎとトマトから驚くほどの水分が染み出してくる。
野菜の水分が鍋全体に行き渡ったことを確認してから火を止め、ルーを溶かし込む。水を加えないことで旨味成分が一切薄まらず、舌にまとわりつくような濃密なカレーが完成する。