大相撲の大銀杏を結える条件とは?髷の違いや薄毛の真相まで徹底解剖
大相撲の大銀杏を結える条件とは?髷の違いや薄毛の真相まで徹底解剖について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をお届けします。
テレビ中継や本場所の観戦で目にする「大銀杏」と、幕下力士や関取の普段着姿で見られる「ちょんまげ」には、構造上の明確な違いがあります。大銀杏の最大の特徴は、頭頂部に沿って前方に伸ばした元結(もとゆい)の先を折り返し、先端の毛先をイチョウの葉のように左右へ丸く美しく広げる点にあります。
対する一般的なちょんまげは、毛先を広げずにキュッと細くまとめた「棒状」の髷です。幕下以下の力士が結うちょんまげは、頭頂部で折り返した毛先を元結の間に通し、余計な広がりを作らずにシンプルに仕上げられます。土俵の激しいぶつかり合いで崩れにくく、稽古に適した実用的な構造と言えます。
また、大銀杏に必要な髪の長さは、単に頭頂部が伸びているだけでは不十分です。側頭部(ビン)を大きく張り出し、後頭部の毛束を頭頂部でしっかりと束ねるため、襟足から頭頂部、サイドにかけて全体的にバランスよく毛髪が伸びていなければなりません。