『プラダを着た悪魔』アン・ハサウェイ第9候補の真相と2026年続編
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現在でこそアンディ役はアン・ハサウェイ以外の配役が考えられないほどハマり役と評されていますが、20世紀フォックス(現・20世紀スタジオ)が当初熱望していた主演女優は別に存在していました。制作陣が第一候補として何度もオファーを出していたのは、『きみに読む物語』や『ミーン・ガールズ』で当時絶大な人気を誇っていたレイチェル・マクアダムスでした。しかし、彼女はメインストリームの大作映画から一歩引き、より小規模なインディペンデント作品に注力したいという意向から、実に3回にわたってこのオファーを固辞したと報じられています。
当時、米国のテレビ番組『RuPaul's Drag Race』などでアン本人が明かした回想によると、彼女のキャスティング順位は「第9候補」でした。クレア・デインズやジュリエット・ルイスなど複数の有力女優の名前がリストに並ぶ中、彼女は諦めることなく行動を起こします。制作会社フォックス2000ピクチャーズの当時の社長、エリザベス・ゲイブラーのオフィスを訪れた際、オフィスに置かれていた観葉植物の鉢植えの砂の上に、人差し指で「HIRE ME(私を雇って)」と文字を残して帰ったという逸話はファンの間でも語り草となっています。
その後、すでに編集長ミランダ役に内定していたメリル・ストリープが、アンが出演していた映画『ブロークバック・マウンテン』の映像を観て「彼女は素晴らしい才能を持っている」と監督のデヴィッド・フランケルに推薦したことが決定打となりました。情熱と実力、そして大女優の後押しが見事に結びつき、映画史に残る主演抜擢が実現したのです。