マグロのカマ塩焼き極上レシピ!生臭さを消す下処理と焼き方の秘訣
マグロのカマ塩焼き極上レシピ!生臭さを消す下処理と焼き方の秘訣に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。
マグロのカマ調理において、仕上がりの味を左右する工程の8割は加熱前の下処理にあります。カマはエラや内臓に近く、さらに脂質が多いため、鮮度が落ちると血合い部分からトリメチルアミンと呼ばれる生臭さの元や過酸化脂質が発生しやすい部位です。この下処理を省略してそのまま焼いてしまうと、脂の甘みではなく脂のくどさと臭みが前面に出てしまいます。
失敗を防ぐための基本は、「振り塩」と「霜降り」のダブル下処理です。プロの現場でも実践されているこの2工程を踏むだけで、家庭の仕上がりが劇的に変化します。
まず、カマ全体に重量の約1.5〜2%の粗塩をまんべんなく振り、皮目だけでなく骨の隙間や断面にもしっかり馴染ませます。そのまま室温で15〜20分間置くと、浸透圧によって内部から臭み成分を含んだドリップがじんわりと浮き出てきます。この水分をキッチンペーパーで完全に拭き取ることが第一歩です。
続いて行うのが「霜降り」です。ボウルにカマを置き、80〜90℃程度の熱湯を全体に回しかけます。表面が白くなったらすぐに冷水(または氷水)へ落とし、残った血合いの塊やウロコ、ぬめりを指の腹で優しく洗い流してください。このひと手間で、加熱時の嫌な煙や魚臭さが劇的に抑えられ、カマ本来の上品な脂の甘みが際立ちます。