ネパール語の「ありがとう」連発はNg?現地のリアルな感謝作法を徹底解説

ネパール語の「ありがとう」連発はNg?現地のリアルな感謝作法を徹底解説の背景について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

言葉で意思疎通を図りたいとき、ネパールの人々がリアルに使っているのはもっと短く、血の通ったフレーズだ。無理に畏まる必要はない。

最も万能なのが「フス(Huss / हुन्छ)」だ。日本語の「どうも」「了解です」「はい、ありがとう」のニュアンスを凝縮した言葉で、何かを受け取った際や会話の語尾に「フス」と添えるだけで、驚くほど自然なやり取りが成立する。

食事が美味しかったときは「ミト・ツァ(Mitho chha / मीठो छ)」。「美味しいです」というこの一言は、料理人にとってどんな大仰な感謝の言葉よりも嬉しい響きを持つ。また、物事が順調に進んでいるときや「これで大丈夫、ありがとう」と伝えたいなら「ティク・ツァ(Thik chha / ठीक छ)」が便利だ。

もしどうしても本格的な感謝の気持ちを言葉で届けたいなら、「デレイ・ダンニャバード(Dherai dhanyabad / धेरै धन्यवाद=本当にありがとうございます)」と、しっかり感情を込めて一度だけ使う。乱発しないからこそ、その一言が相手の胸を打つ。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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