ホワイトホールとは?実在するのか、最新宇宙物理学が暴く驚愕の正体
ホワイトホールとは?実在するのか、最新宇宙物理学が暴く驚愕の正体についての疑問解決ガイドをお届けします。
ホワイトホールを一言で表現するならば、「一切の侵入を許さず、物質やエネルギーを外へ放出し続ける天体」です。現代物理学の基礎である一般相対性理論において、ブラックホールの数学的な鏡像として導き出されました。
両者の決定的な違いを理解する鍵は、光すら脱出できなくなる境界面である事象の地平面(イベント・ホライズン)の仕組みにあります。ブラックホールの事象の地平面は「外から中へ」の一方通行であり、内側へ落ちたものは二度と出られません。対してホワイトホールの事象の地平面は「中から外へ」の完全な一方通行です。外部の物質や光はどれほど加速しても地平面の内側へ立ち入ることはできず、内部からは物質や放射が激しく噴出され続けます。
また、中心部に存在する物理量の無限大地点である特異点(シンギュラリティ)の性質も正反対です。ブラックホールではあらゆる物質が特異点へと圧縮されて消滅に向かいますが、ホワイトホールの特異点は物質や時空そのものを生み出して外側へと押し出す「湧き出し口」として機能します。