なぜ実家に?子供部屋おじさんの平均年収と恋愛観!衝撃データから迫る真相

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個人の意識問題にとどまらず、マクロなデータもこのトレンドを裏付けている。厚生労働省が発表する人口動態統計や国民生活基礎調査を紐解くと、未婚率の上昇と親と同居する単身者の割合が、中高年層においても高止まりしていることが露わになる。

背景にあるのは、長年にわたる雇用の流動化と実質賃金の停滞だ。バブル崩壊後の氷河期世代以降、非正規雇用の拡大によって自立した世帯を構えるだけの経済的基盤を確立できなかった層が一定数存在する。厚生労働省の労働市場データが示す通り、若年期の経済的困窮は、その後のキャリア形成や世帯形成に長期的な影を落とし続けている。

さらに見逃せないのが、日本全体を覆う少子高齢化の影響だ。兄弟姉妹の数が減ったことで、実家には「余剰部屋」が存在する。親の側も子どもの独立を強く促すより、同居によって寂しさを紛らわせたり、将来の介護要員として近くに置いておきたいという心理的インセンティブが働く。少子高齢化という人口構造の変化が、結果として親子の共依存を維持しやすい環境を作り出しているのだ。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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