ぶつけてないのにあざができる原因は?危険な病気の兆候と受診の目安

ぶつけてないのにあざができる原因は?危険な病気の兆候と受診の目安に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

ひとくちにあざと言っても、一時的な生理現象から緊急治療を要する血液疾患まで背景は様々です。危険度を判断するための鑑別ポイントを以下の比較表に整理しました。

病名・状態症状の特徴・主な出現部位発症機序・血液データの目安編集部の見解・緊急度評価単純性紫斑太ももや下腿に数個の青あざ。痛みはなく自然消退する。毛細血管の支持組織が薄い(血液検査数値は正常範囲内)。経過観察可:若年女性に極めて多く、病的リスクは低い。老人性紫斑前腕や手の甲に濃い赤紫色の斑点。痛みなし、硬結なし。加齢・紫外線による皮膚萎縮。血小板数は正常。低〜中:良性だが皮膚保護とステロイド外用歴の確認が必要。特発性血小板減少性紫斑病(ITP)四肢に無数の点状出血斑、口腔内血腫、歯肉出血。自己抗体により血小板が破壊(血小板数5万/μL未満など)。高(要受診):国の指定難病。免疫抑制療法等の専門治療が必要。白血病・骨髄異形成症候群全身のあざに加え、強い倦怠感、発熱、貧血、動悸。造血幹細胞の異常増殖により血小板・赤血球・白血球が減少。極めて高い(至急受診):放置すると致命的。即日の精密検査が必須。重度肝機能低下(肝硬変等)広範囲のあざ、黄疸、腹水、クモ状血管腫、手のひらの赤み。肝臓での凝固因子合成障害および脾機能亢進による血小板減少。高(要受診):全身管理と原疾患の治療が直ちに求められる。

特に注意すべきは、ぶつけてないのに青あざが足だけでなく腹部や胸部、背中など全身に広がるケースです。重力の影響を受けやすい下肢だけにポツポツとできる場合は毛細血管性である可能性もありますが、体幹部にまで出現する場合は全身性の血液疾患を疑う必要があります。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest