メガネのレンズの外し方大全|セルやメタルの分解手順と破損防止策

メガネのレンズの外し方大全|セルやメタルの分解手順と破損防止策の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。

外すこと以上に技術的な繊細さを要求されるのが、メンテナンス後の組み戻し工程です。メガネのレンズのはめ方と調整手順を間違えると、リム溝にレンズの角が乗り上げたまま圧力が加わり、レンズのフチが欠けたりフレームが歪んだりします。

セルフレームへの再装着は「鼻側から入れて耳側で落とす」が鉄則のセオリーです。 レンズの外周には、山型に尖った「ヤゲン」と呼ばれる突起が全周に削り出されています。このヤゲンを、まずフレームの内側にある溝(特に構造上遊びの少ない鼻側・上部)に確実に滑り込ませます。 次に、親指の腹でレンズの耳側下部をフレームの溝に向かってグッと押し込みます。この時、フレームのリムを外側に少し引っ張るように指を使い、しならせながらレンズのヤゲンをパチンと溝に滑り込ませます。全体がパチンと収まったら、レンズの全周を指でなぞり、溝からヤゲンが浮き上がっている箇所がないか光に透かして入念に確認してください。

メタルフレームの場合は、ネジを締める前にヤゲンが金属溝のセンターに正しく鎮座しているかを点検します。溝からずれた状態でドライバーを一気に締め込むと、金属の圧力でレンズのコバが即座に粉砕されます。ネジを指先で回せるところまで仮締めし、全周の噛み合わせを視認した上で、最終的な本締めを行う二段構えを徹底してください。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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