外食にカロリー表示がない理由とは?食品表示法の義務と罰則の全貌
外食にカロリー表示がない理由とは?食品表示法の義務と罰則の全貌の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。
表示義務の対象となる加工食品を取り扱う事業者が、カロリーや食塩相当量などの栄養成分表示を怠ったり、虚偽の数値を記載したりした場合、極めて重いペナルティが待ち構えています。
食品表示法に定められた是正手続きは段階的に進行します。消費者庁や都道府県による立入検査で不適正表示が発覚した場合、まずは「是正の指示」が行われ、その事実が行政の公式ウェブサイト等で公表されます。指示に従わずに違反を継続した事業者に対しては、さらに強制力を持つ「表示の改善命令」が発令されます。
この命令にすら違反した場合、刑事罰が適用されます。個人に対しては「2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金」(またはその両方)、法人に対しては「最高1億円の罰金」という極めて厳しい罰則が科されます。
さらに、実際よりも著しく低カロリーに見せかけるような誇大表示を行った場合、景品表示法(優良誤認表示の禁止)や健康増進法(誇大表示の禁止)にも抵触し、課徴金納付命令や業務停止命令といった社会的信用の失墜に直結するリスクを背負うことになります。