夕方崩れを防ぐリキッドファンデーションの塗り方|道具別の神技を検証
夕方崩れを防ぐリキッドファンデーションの塗り方|道具別の神技を検証の要点を詳しく解説してご紹介します。
ネット上で流布するベースメイクのノウハウには、肌の物理的メカニズムを無視した誤解が散見されます。その筆頭が「ベースメイクの塗る順番」と「毛穴の埋め方」に関する認識です。
正しいベースメイクの塗る順番は、以下のフローが皮膚科学的にも最も崩れにくいと証明されています。
- スキンケア(十分な保湿):化粧水と乳液後、ティッシュオフで表面のベタつきを除去
- 日焼け止め・UV下地:顔全体へ均一に馴染ませ、定着まで約1分待つ
- 部分用ポアプライマー:毛穴が気になる小鼻や眉間のみに、少量をごく薄くすり込む
- トーンアップ・コントロール下地:色ムラを補正し、ファンデの塗布量を減らす基盤を作る
- リキッドファンデーション:中心から外側へ薄膜塗布
- コンシーラー:シミやクマなど局所的な肌悩みにのみピンポイント置き
- フェイスパウダー:皮脂分泌部位を中心にハンドプレスで密着
ここで最大の落とし穴となるのが毛穴落ちへの対処法です。開いた毛穴を隠そうとして、リキッドファンデーションを上から強く叩き込んだり、厚塗りしたりするのは完全な逆効果です。毛穴のポケットにファンデーションの顔料が溜まると、毛穴から分泌された皮脂が顔料を押し上げ、白く濁った水滴のような毛穴落ちを引き起こします。
毛穴落ちしない塗り方の極意は、「上から下へ塗るのではなく、下から上へ優しく毛穴を持ち上げるように滑らせること」です。顔の産毛と毛穴は下を向いて開いているため、ブラシやスポンジを下から上へ優しくフィットさせることで、毛穴の影に対して最小限の顔料が均一に入り込み、光の乱反射によって毛穴が消えたように錯覚させる錯視効果が生まれます。
また、マスクにつかない崩れ防止テクニックとしては、リキッドファンデーションを塗布した直後に、何もついていない乾いたスポンジでフェイスラインや小鼻を軽くタップする「オイルオフタッピング」と、メイク完了後に微細ミスト(フィックスミスト)を吹きかけてポリマー膜を形成する手法が極めて有効です。