ポッセルトの図形を完全解説!矢状面の基準点と国試頻出の覚え方

話題沸騰中の ポッセルトの図形を完全解説!矢状面の基準点と国試頻出の覚え方について、多角的な視点をご紹介しています。

矢状面をマスターした後は、視点を変えた「水平面」と「前頭面」の特性を整理しておく必要があります。各平面における形態パターンは以下の通り明確に異なります。

水平面観察時の特徴: 頭頂部から見下ろした水平面のポッセルト図形は、きれいな菱形(ダイヤモンド型)を形成します。最後方の頂点が「中心位(CR / 下顎後退位)」、最前方の頂点が「最前方位」、そして左右の頂点が「最大側方位」です。

ここで混同しやすいのがゴシックアーチ描記法との違いです。ゴシックアーチは水平面上で下顎の側方運動および前方運動を描記する臨床手技ですが、描かれる形状は後方に尖った「弓状(鳥の足跡状)」の線になります。ゴシックアーチのアペックス(頂点)はポッセルト図形の最後方頂点(CR)に一致します。ポッセルト図形が「開口を含めたすべての外枠境界」であるのに対し、ゴシックアーチは「一定の咬合高径における水平的滑走軌跡」を視覚化したものという位置づけです。

前頭面観察時の特徴: 正面から観察した前頭面のポッセルト図形は、中世の盾に似たシールド型(盾形)を呈します。最上部の中心にICPがあり、そこから左右の側方限界運動路が広がり、下方の最大開口位に向かって滑らかに収束していきます。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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