コブクロ「赤い糸」誕生秘話と新垣結衣カバーの真相を徹底解剖

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一般層の間で長年論争となってきたのが、「新垣結衣の楽曲なのか、コブクロの楽曲なのか、どちらが先だったのか」という疑問です。この疑問を解消するためには、楽曲の制作時期とメジャーシングルとしてのリリース時期という「2つのタイムライン」を整理する必要があります。

公式発表資料およびリリース履歴を照合すると、楽曲そのものが生まれたのは1999年のコブクロ(インディーズ時代)が先です。しかし、2008年に女優・歌手として絶大な人気を誇っていた新垣結衣へ楽曲が提供され、彼女の2ndシングルとして2008年10月15日に先行発売されました。そのわずか2週間後である2008年10月29日に、コブクロ自身によるセルフカバー(新録リアレンジ版)が16thシングルとしてリリースされたという経緯が存在します。

バージョン発売日 / 媒体アレンジ・特徴編集部の見解・評価インディーズ原曲2000年12月16日
『Root of my mind』アコースティック主体のシンプルな構成。若々しく粗削りな感情表現。原点にして純度の高い感情が凝縮された幻の初期音源。新垣結衣 カバー版2008年10月15日
2ndシングル小渕健太郎プロデュース。女性目線の透明感とピュアなウィスパーボイス。幅広い若年層へ楽曲の存在を浸透させた起爆剤。コブクロ メジャー版2008年10月29日
16thシングル壮大なストリングスと黒田・小渕の重厚なボーカルワークによる再録。名実ともにJ-POP史に残る王道バラードの決定版。

シングル収録曲としては、表題曲のほかに『ベテルギウス』などの名曲や秘蔵ライブ音源が収められ、オリコンチャートでも上位を記録。新垣結衣版の純真なアプローチと、コブクロ版の重厚でエモーショナルな表現が絶妙な相乗効果を生み出し、社会的なヒットへと結実しました。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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