犬が股の間で寝る真の理由!甘えと危険なSosを行動学で解明
今注目を集めている 犬が股の間で寝る真の理由!甘えと危険なSosを行動学で解明について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
かつての訓練論では「飼い主の体の一部を占有する行動は、犬が優位性(アルファ)を示そうとしている証拠だ」とまことしやかに語られることがあった。しかし、現代のドッグトレーニング・しつけ(Dog Training)において、この支配性理論は完全に否定されている。
世界的な動物行動学者であり獣医師のイアン・ダンバー(Ian Dunbar - 獣医師・動物行動学者)博士は、犬が人間の体に寄り添う行動の9割以上は社会的親和性と安心感の探求であると提唱してきた。恐怖や威圧によって犬をコントロールするのではなく、ポジティブな動機づけで信頼を築くアプローチが現在のスタンダードだ。股の間に入ってきた犬を「リーダー気取りだ」と叱責するのは、信頼関係を根底から破壊する愚行と言える。