【図解】位相とは?同相・逆相の違いと波のズレを日常の例で解説
【図解】位相とは?同相・逆相の違いと波のズレを日常の例で解説の疑問点について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
物理学において、位相(いそう)とは「繰り返す現象において、1周期の中のどの瞬間にいるかを表す位置情報」を指します。これを理解する上で最も分かりやすい例えが「時計の針」や「円運動」です。
一定のスピードで回転する観覧車を真横から観察すると、ゴンドラは上下に往復運動を繰り返しているように見えます。この上下運動の軌跡を時間の経過とともにグラフへ記録したものが、いわゆる「正弦波(サイン波)」と呼ばれる波の形です。
円が1周で360度(2πラジアン)であるのと同様に、波も1つの「山」と「谷」を通過して元の位置に戻るまでを360度として扱います。このとき、波のスタート地点を0度とすると、山の頂点が90度、真ん中を通る点が180度、谷の底が270度、そして1周完了が360度となります。この角度で表される現在地を専門用語で「位相角」と呼びます。
つまり、周波数が「1秒間に何回波が起きるか(テンポ)」を表すのに対し、位相は「その波が今どのステップにいるか(タイミング)」を表す概念です。