米倉涼子のダンスが世界を魅了する理由|15年のバレエ歴とシカゴの真価
米倉涼子のダンスが世界を魅了する理由|15年のバレエ歴とシカゴの真価を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。
米倉涼子の代名詞ともいえる驚異的なプロポーションとブレない姿勢は、一朝一夕で作られたものではありません。すべての礎となったのが、5歳から20歳まで約15年間にわたって心血を注いだクラシックバレエです。日本屈指の名門として知られる牧阿佐美バレヱ団のジュニア部門などに通い、将来はプロのバレリーナを目指して毎日トウシューズを履き潰す厳しい稽古に明け暮れていました。
関係者の証言や当時の取材記録によると、コンクール入賞を目指して鏡の前で何時間もバーレッスンを繰り返した日々が、彼女の強靭なインナーマッスルと骨盤の安定性を築き上げました。10代後半で身長が急激に伸びたことや足の負傷なども重なり、最終的にプロダンサーの夢からモデル・女優の道へと舵を切ることになりますが、身体に刻み込まれたバレエの文法は消えることはありませんでした。
テレビ番組の企画やSNS上で時折見せる柔軟なグラン・ジュテ(大きな跳躍)や美しいアラベスクは、バレエ関係者からも「大人になってからもこれほど完璧なアン・ドゥオール(股関節の外旋)を保てているのは驚異的」と高く評価されています。谷桃子バレエ団の公演を鑑賞・応援する際に見せるバレエへの深い敬意は、彼女自身が厳しいクラシック舞踊の現場で限界まで自己を追い込んだ経験があるからこそ生まれる本物の眼差しです。