こたつ火事の意外な原因とは?つけっぱなしや断線リスクと最新予防策
こたつ火事の意外な原因とは?つけっぱなしや断線リスクと最新予防策について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。
火災原因の中で、視覚的に察知しづらく長期間放置されやすいのが配線系のトラブルです。特に近年、在宅勤務の普及やペット需要の高まりに伴い、ペットこたつコード噛み火災の相談や事故報告が急増しています。
犬や猫などのペットがコードを噛み、表面の保護ビニールに微小な穴や傷をつけるケースは日常茶飯事です。一見するとコードが繋がっているように見えても、内部の銅線が数本断線していたり、唾液が侵入して絶縁不良を起こしていたりします。そこに強い電流が流れることでスパーク(火花)が発生し、周囲のホコリやペットの抜け毛に引火する事故が起きています。
人間側の扱い方にも多くの盲点があります。電源コードをコンセントから抜く際、プラグの頭を持たずにコードを引っ張る癖がある家庭では、プラグ根本部分の銅線が断線しやすくなります。また、長年使用している家庭では、プラグの刃の隙間に埃と湿気が溜まることで微小放電が繰り返される「トラッキング現象」のリスクも跳ね上がります。
さらに、こたつ内部に取り付けられたヒーターのファンに絡みついた埃も見落とせません。ファンが回転不良を起こして停止すると、熱がこたつ内部に均等に循環せず、天井板部分に異常な高熱が滞留。これがこたつヒーター埃発火を引き起こし、木製の天板を炭化させていく火種になります。